大会レポート

旭 川 支 部
川 崎 哲 也 4級

2014年4月27日
第5回東日本極真空手道選手権大会
マスターズの部・優勝

静岡・北部体育館

 始めに大会出場の機会を下さった高橋師範、石川先生有難う御座いました。
 昨年11月のレディース&シニア全日本大会では大会前から高橋師範、石川先生、先輩の方々に親切丁寧に、時には厳しく稽古をつけて頂いたのにもかかわらず、自分の精神的技術的な未熟さの為初戦敗退という情け無い結果で終わってしまいまして、恥ずかしさと悔しさで年末を向かえました。
 年が明けまして、石川先生より「また東日本大会に挑戦しますか?」とお話を頂き昨年の悔しさと情けなさを払拭したい為、即答で出場をお願い致しました。
 大会毎に石川先生には、少しずつ技術的に無理なく今現在の自分に見合った小技を伝授して頂いていますが今回も幾つかの小技の中から3つほど自分にも使えそうなピンと来た技が見つかりましてその小技を集中的に稽古致しました。
 そして何時ものように黒帯の先輩の方々や同じ道場生の皆さんと幾度と無くスパーリングを繰り返し先輩の方々からもアドバイスや壮年の自分でも使えそうな技を手取り足取り教えて頂きました。
 今回は前もってトーナメント表を見る事が出来、対戦相手の方の身長体重が確認出来ましたのでそれと平行してボディミットを使用した2分の打ちっぱなしを3セット連続で行うなどの持久力を上げる稽古にも力を入れていました。
 大会当日になり会場に到着しましたが、それまでは殆ど緊張していなかったのが開会式が始まった途端緊張して来ました。
 1回戦は特に緊張致しましたが、自分の中では気負わないで落ち着いて行こうと言い聞かせながら試合に臨みました。何とか判定で勝つ事が出来まして、2回戦目やっと昨年準決勝で自分が敗退した強豪の方に辿り着きました。
 何時もの大会では試合コートの近くに先生や先輩が居られないのですが今回はたまたま偶然に石川先生が審判担当のコートでしたので、すべての対戦相手に対してアドバイスを頂く事が出来ましたのが大きな幸運を掴むきっかけになりました。
 余計な事は考えずアドバイス通りに試合を進めるのに心がけました。
 結果、僅差ではありましたが判定で勝つ事が出来ました。
 決勝では高橋道場の選手の皆さんと佐藤道場の外川初段、そしていつもセコンドして頂いています本部道場の斉藤さんの指示と声援で実力以上の力が出まして幸運にも勝利する事が出来ました。
 今回の大会では小さな幸運が重なりまくりたまたま優勝することが出来ましたが今後は運や気持ちや声援に左右されない実力をつけていけますように稽古して行きたいと思います。
 そして稽古をつけて頂いた、師範、先生、先輩、道場生の皆さんに感謝の気持ちを忘れ無い様に修行して行きたいと思います。
 最後に昨年の全日本の酒は初戦敗退の酒で苦い酒でしたが先生の方々、先輩、道場生の皆さんと飲みました今年の酒は最高に旨かったです。
 本部道場の斉藤さんのお店チョイスは最高でした。有難う御座いました。
押忍

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